眼科医のための英語論文の読み方

これであなたも読んだつもり(〃ノωノ)

眼科専門医試験解答例2016(その3)

time 2016/12/24

眼科専門医試験解答例2016(その3)

28A21 – 28A30 (一般問題)

21. b,c

a: 50%(多治見スタディ)

b: 5%(多治見スタディ)

c: 先天赤緑色覚異常は、男性の約5%。先天青黄色覚異常は非常にまれ。

d: 0.9%(久山町スタディ)

e: 糖尿病網膜症の有病率は約13%

 

22. d, e

a:×?  上眼静脈と下眼静脈に認めることが多い(p697)。

b: × 間歇性複視(http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/53939175.html)

c: × CT検査で静脈瘤は低吸収域となり、細胞成分が多い血管腫様となると高吸収域の部分が多くなる。MRIのT1強調像で逓信号、T2強調像で高信号を呈する。造影効果が強い。

d: ○ Valsalva法により眼球突出が増強する。また、Valsalva法の直後のCTも有効。

e: △? 分娩時の頸静脈圧上昇を防ぐ目的で選択的帝王切開術が施行されることがある。

https://jsog-k.jp/journal/lfx-journal_detail-id-16579.htm

http://eyewiki.aao.org/Orbital_varices

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25971177

 

23. a

a× 2006年の診断基準からは、綿糸法(フェノールレッド、15秒)(10mm以下が異常)は除外された。

b○

c○

d○

e○

http://dryeye.ne.jp/teigi/definition_criterion.pdf

2006年ドライアイ診断基準

 

  1. a?

a×?

b○

c○? 涙小管炎は、主訴は、多量の眼脂。流涙は少ない。

d○ 涙小管の起因菌として、放線菌、カンジダが多い

e△? 涙小管炎では、涙小管の垂直部分の先が拡張し、涙小管憩室というような形で存在する場合が多い。(p673)

http://eyewiki.aao.org/Canaliculitis

 

  1. c, e

a× 乳頭腫

b× 脂腺癌

c○ 基底細胞癌(p39)

d× 扁平上皮癌

e○ 母斑細胞母斑は黒褐色を呈し、表面から若干隆起していることもある。多くは20歳ころまでに生じ、増大することはないが、まれに悪性化することがある(p71)。

 

  1. b, c?

a×?

b

c○? 巨大乳頭結膜炎では乳頭は融合しない(p67)。春季カタルでは融合する?

d×?

春季カタル(p66)

アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第2版) を見れば書いてあるかも、、、

 

  1. d, e ?

a

b

c

d

e

眼科学p48 : 急性結膜炎は肺炎球菌、インフルエンザ菌、連鎖球菌などが原因菌である。(大人か小児かの記載はないが、おそらくこちらは大人と思われる)

小児の結膜炎の起炎菌

http://xn--kery45d5vc5th1opjk6b.jp/category8/entry38.html

小児においては結膜炎と副鼻腔炎の起炎菌(原因菌)は同一の場合が多い。

細菌性結膜炎に罹患するピークは、0~9歳(3歳以下が多い)と、50歳以上。

成人と小児の細菌性結膜炎の起炎菌は異なる(詳細不明)

小児:インフルエンザ菌・黄色ブドウ球菌・肺炎球菌・モラクセラ・カタラーリス

成人:コリネバクテリウム・表皮ブドウ球菌・レンサ球菌・アクネ菌

 

  1. c,d

b× 巨大乳頭結膜炎では、角膜合併症を認めることはほとんどない(p67)。

c○ 治療は抗アレルギー点眼薬を中心にし、症状悪化時にステロイド点眼薬を追加する(p67)。

d○ コンタクトレンズ、義眼、手術用縫合糸。

e×?

巨大乳頭結膜炎の乳頭は円形、境界鮮明、表面平滑で、融合しない(p67)。

 

  1. e?

a○

b○

c 水疱性角膜症?

d○ この角膜輪部が障害される難治性角結膜疾患には、Stevens-Johnson症候群、眼類天疱瘡、先天無虹彩症、角膜化学熱傷などがある(http://gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gakui/cgi-bin/gazo.cgi?no=123763)。

e 漿液性網膜剥離?

先天無虹彩(p295) 原因遺伝子PAX6、AD(常優)、Wilms腫瘍(原因遺伝子WT1)

黄斑低形成は、ほとんどの症例で認められ、視力予後に最も影響する因子である。

緑内障、白内障、角膜混濁、斜視、強い屈折異常を合併する症例が多い。

http://emedicine.medscape.com/article/1200592-overview

http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50808385.html

 

  1. b

a× 結膜切除(Brown手術)

b△? 角膜上皮形成術が行われる

c×? Terrien辺縁角膜変性では、血管侵入がみられる(p122)。

d× Mooren角膜潰瘍は、リウマチや膠原病、血管炎などの全身疾患を伴う角膜周辺部潰瘍を除外して得られる診断のため、リウマチ因子や抗核抗体検査などを行い全身疾患の有無を精査する必要がある。

e×? Terrien辺縁角膜変性では、透明帯がみられる(p122)。

Mooren角膜潰瘍(=蚕食性角膜潰瘍)(p116)

角膜周辺部にみられる特発性、進行性の潰瘍で、自己免疫反応と考えられている。

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