2019/10/29

専門医試験の問題は、日本眼科学会会員であれば、
http://www.nichigan.or.jp/member/senmon/examination.jsp
からダウンロードすることができます。会員番号は、毎月送られてくる日眼会誌の外装のビニールの左上の方に記載されています。
まずは、眼科学(第2版)(文光堂)を繰り返し読み、暗記してしまうのがベストです(そんなことができたらだれも苦労しませんが(爆))。問題を作成されている先生の関係上、最新の過去問から勉強していくのがお勧めです。眼科専門医セルフアセスメント(第3版)(文光堂)は、第1回~第22回までの過去問とその解答が分野ごとに解説されていますが、第15回以降だけ解くなどした方が、挫折しにくいと思います。
以下の解説のところに、(p515)などと記載してあるのは、眼科学(第2版)p515に記載してあるという意味です。
A問題から、10問ずつ、記載していきます。
29A
1. e
a×
b×
c×
d×
e○
杆体が約1億3000万個、錐体が約650万個、神経節細胞が約100万個
2. b,c
a× 杆体錐体層
b○ P.364
c○ P.364
d×
e× 神経節細胞層
あと、水平細胞とアマクリン細胞
3. a
a× Descemet膜は加齢とともに肥厚する。P.84
b○
c○
d○
e○
4. a,d
a○ 上直筋と上斜筋は対側性支配。P.821
b×
c×
d○
e×
5. c ?
a○ 虹彩および毛様体上皮は神経外胚葉由来。P.288
b○
c×? 瞳孔散大筋の筋線維は前上皮細胞の突起そのもの
d?
e○
6. c
a×
b×
c○ 新生児の眼は、眼軸長16.8 mm、角膜屈折力は55D、角膜厚581umであり、成人の眼軸長23.0 mm, 角膜屈折43D、角膜厚510umと比較し、全屈折力は軽度遠視と考えられる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jorthoptic/42/0/42_042S003/_pdf
d×
e×
7. a
a○ I型。P84
b×
c×
d×
e×
8. b
a× 上直筋:上転・内方回旋・内転
b○ 下直筋:下転・外方回旋・内転
c× 上斜筋:下転・内方回旋・外転
d× 下斜筋:上転・外方回旋・外転
e× 内直筋:内転
P.820-821
9. b
a○
b× 主涙腺は上眼瞼挙筋の腱膜によって眼瞼部と眼窩部に分けられる。
c○
d○
e○
P649
10. b
a○
b× 双極細胞
c
d
e○
P1012