眼科医のための英語論文の読み方

これであなたも読んだつもり(〃ノωノ)

眼科専門医試験解答例2017(その1)

time 2017/11/26

眼科専門医試験解答例2017(その1)

専門医試験の問題は、日本眼科学会会員であれば、

http://www.nichigan.or.jp/member/senmon/examination.jsp

からダウンロードすることができます。会員番号は、毎月送られてくる日眼会誌の外装のビニールの左上の方に記載されています。

まずは、眼科学(第2版)(文光堂)を繰り返し読み、暗記してしまうのがベストです(そんなことができたらだれも苦労しませんが(爆))。問題を作成されている先生の関係上、最新の過去問から勉強していくのがお勧めです。眼科専門医セルフアセスメント(第3版)(文光堂)は、第1回~第22回までの過去問とその解答が分野ごとに解説されていますが、第15回以降だけ解くなどした方が、挫折しにくいと思います。

以下の解説のところに、(p515)などと記載してあるのは、眼科学(第2版)p515に記載してあるという意味です。

A問題から、10問ずつ、記載していきます。

29A

1. e




e○
杆体が約1億3000万個、錐体が約650万個、神経節細胞が約100万個

2. b,c
a× 杆体錐体層
b○ P.364
c○ P.364

e× 神経節細胞層
あと、水平細胞とアマクリン細胞

3. a
a× Descemet膜は加齢とともに肥厚する。P.84
b○
c○
d○
e○

4. a,d
a○ 上直筋と上斜筋は対側性支配。P.821


d○

5. c ?
a○ 虹彩および毛様体上皮は神経外胚葉由来。P.288
b○
c×? 瞳孔散大筋の筋線維は前上皮細胞の突起そのもの
d?
e○

6. c


c○ 新生児の眼は、眼軸長16.8 mm、角膜屈折力は55D、角膜厚581umであり、成人の眼軸長23.0 mm, 角膜屈折43D、角膜厚510umと比較し、全屈折力は軽度遠視と考えられる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jorthoptic/42/0/42_042S003/_pdf

7. a
a○ I型。P84



8. b
a× 上直筋:上転・内方回旋・内転
b○ 下直筋:下転・外方回旋・内転
c× 上斜筋:下転・内方回旋・外転
d× 下斜筋:上転・外方回旋・外転
e× 内直筋:内転
P.820-821
9. b
a○
b× 主涙腺は上眼瞼挙筋の腱膜によって眼瞼部と眼窩部に分けられる。
c○
d○
e○
P649

10. b
a○
b× 双極細胞
c
d
e○
P1012

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