眼科医のための英語論文の読み方

これであなたも読んだつもり(〃ノωノ)

「2型新生血管をOCT angiographyを用いて構造的に解析し、ラニビズマブ治療前後に連続的定量的解析を行った」

time 2015/08/31

OCT angiography and sequential quantitative analysis of type 2 neovascularization after ranibizumab therapy

Eye (Lond). 2015

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25976641

「2型新生血管をOCT angiographyを用いて構造的に解析し、ラニビズマブ治療前後に連続的定量的解析を行った」

  • 2型新生血管は脈絡膜に由来するが、網膜色素上皮上の網膜下腔に存在する。この論文では、Splitspectrum amplitude-decorrelation angiography (SSADA)というアルゴリズムを利用したOCTを用いて2型新生血管膜の治療前後の変化を詳細に解析している。
  • 1年以上前から両眼加齢黄斑変性症に対してラニビズマブ硝子体注射を行われてきた89歳男性を対象としている。右眼黄斑出血、左眼は末期の円盤状萎縮を呈していた。
  • Spectral domain OCTでは線維血管性色素上皮剥離を伴う2型新生血管で、網膜下液を伴う。
  • フルオレセイン血管造影では、OCTに対応するクラシック新生血管からの漏出が見られた。
  • OCT angiographyでは2つの大きな口径をもつ中心幹あるいは栄養血管を上下にもち、中心幹から放射状に全方位にのびる小さな口径の血管をもつ2型新生血管を認めた。
  • 血管病巣面積と血管密度を測定し、ラニビズマブ注射治療前後で比較すると、病巣面積、血管密度ともに減少していたが、主要血管には変化は認めなかった。

造影剤を使用せずに、これだけ詳細に血管を観察することができるのは素晴らしいですねd( ̄◇ ̄)b グッ♪

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